主婦のプチ起業で、ハンドメイド品の販売は人気ですよね。
- 元々ハンドメイドが趣味だった
- 自分の作品を売ることに憧れていた
- 自宅でできる仕事がしたかった
こんな方が多いのではないでしょうか。
実は私の妹も、数年前にハンドメイド品販売でプチ起業しました。
イベントに出店したり雑貨屋さんに商品を置いてもらったり、順調に売上を伸ばしていましたが現在は色々あって休業中…。
こいぬママ
妹
そこで妹の実体験を聞きながら、ハンドメイド品販売事業の成功例と失敗例をまとめてご紹介したいと思います。
もくじ
ハンドメイド品販売を始めたきっかけ
妹は結婚を機に地元を離れ、東京で暮らしていました。
週に2、3日パートをしながら、元々美術系の大学を卒業していたこともあってハンドメイドの雑貨を作成するようになりました。
ハンドメイド品を売りたいと考えるようになったのは、行きつけのカフェで雑貨販売をしていたから。
東京はかわいい雑貨屋さんも多くて、イベントもたくさん開催されているので刺激になったのです。
妹はコツコツ作品を制作し、デザインフェスタに出店することにしました。
そこで手応えを感じ、プチ起業することを決心したのです。
ハンドメイド品販売で成功した理由
妹はwebに疎かったので、イベント販売とレンタルボックスの販売からスタートしました。
イベントに出店すれば必ず完売。
レンタルボックスの売れ行きも好調でした。
そんな時、イベント出店した際に雑貨屋さんから直接取引の相談を受けました。
都内某所の雑貨屋で商品が委託販売されることになり、一気に売上が伸びたのです。
妹
こいぬママ
ハンドメイド品販売が続けられなかった理由
ハンドメイド販売で起業しようと考えた方なら誰もが一度はぶつかる壁。
それは、自分一人で制作できる量に限りがあるということです。
妹も委託販売先の雑貨屋さんのオーダーだけで手一杯になりました。
オリジナルのイラストや特殊な加工を施していたため誰かに手伝ってもらうこともできず、一人で仕事を抱え込むことになりました。
本当はwebでの通販を始めたり、別の販路も開拓したかったそうですが一人きりなので全く手が回らない状態に。
そんな中で子どもを授かり、酷いつわりが続いたためお仕事を休止せざるをえなくなりました。
妹は昨年無事に女の子を出産しましたが、生後4ヶ月から夜泣きが始まったりと毎日育児で疲れ果てています。
自分の睡眠時間すら満足に確保できない日々が続いていて、ハンドメイド品の制作などとても再開できる状態ではありません。
ハンドメイド品販売の失敗例
こいぬママ
妹
妊娠出産に限らず、不慮の事故や予想外の入院などで事業を中断せざるをえなくなることはあります。
そんな時、少しでも事業をつなげていくための対策を考えておく必要があります。
妹の場合、この対策ができていなかったため休業状態になってしまったのです。
この失敗から得た教訓は次の通りです。
- 自家通販を用意しておくべきだった
- ハンドメイドにこだわらず量産できる商品もあればよかった
- 友人などと協業することも考えておくべきだった
最近の通販プラットフォームは匿名配送に対応していたり、発送業務を代行してくれたりと便利なサービスが増えて来ています。
妹はwebに疎いからという理由で通販を後回しにしていたため、とても後悔しています。
また、ハンドメイド品を制作する時間がなくても、印刷所などで量産できるグッズをラインアップに加えていれば通販事業だけは継続できました。
委託販売先の売上が良かったからといって、販路を増やさなかったことが一番の失敗と言えます。
ハンドメイド品を通販するなら
昔は、ハンドメイド雑貨を通販するためにwebサイトを作成したりカートシステムを自力で導入したり…と作業が大変でしたが、今はハンドメイド品専門のショップサイトがあるので簡単に通販ができます。
私のおすすめは次の3つです。
BASE(ベイス)
BASE(ベイス)は「お母さんも作れる」がコンセプトのネットショップ作成サービスです。
コンセプトの通り、ごく簡単な作業でネットショップが作れるのでwebに詳しくない方でも大丈夫。
しかも初期費用・月額費用が無料。
商品が売れた場合に手数料が発生するシステムなので、気軽にネットショップを始めることができます。
初期費用をかけられない主婦にはとても嬉しいサービス内容ですよね。
利用者数が500万人を超える巨大マーケット、登録して損はありません!
minne(ミンネ)
minne(ミンネ)はテレビCMでもおなじみの、国内最大級のハンドメイドマーケットです。
専用のスマホアプリもあり、ハンドメイド作品が好きな方は必ず利用している有名サイトです。
主婦のプチ起業でもminneがおすすめな理由は2つです。
- 登録無料、月額利用料も無料
- 決済は全てminneが代行してくれる
minneの登録も利用料も無料ですぐに始められるのが嬉しいポイントです。
商品が売れた際に販売手数料が10%かかりますが、決済システムを利用できるしminneが決済を代行してくれるのでお得と言えます。
とりあえずminneに登録して他の方がどんな商品を販売しているのか、自分の作品も売れそうかチェックして見てください!
ココナラハンドメイド
自分のスキルを売り買いできるサイト・ココナラでもハンドメイド専門サイトがあります。
ココナラはハンドメイド以外にも様々なスキルが売り買いされている巨大マーケットです。
使い方によってはより大きなビジネスに繋がる可能性もありますし、利用者がどんどん増えている注目のマーケットです。
ココナラも無料で登録できるので、気になる方はぜひ登録してみてください。
これからハンドメイド品販売で起業する方へ
以上が、妹のハンドメイド品販売事業の成功&失敗例でした。
これからハンドメイド品販売で起業する方は、
- 販路を複数持つこと
- 商品ラインアップを増やしておくこと
この2点に気をつけてください。
子育てや家庭の事情で制作時間が取れなくても、ある程度収入を得るための商品ラインアップは必要です。
また、信頼できる仲間がいるなら協業する手段もあります。
(例えば友人が出店するハンドメイドイベントで委託販売してもらうなど)
ハンドメイド作品は自分で作るからこそ価値があるものですが、継続できる仕組みを作らなければ事業になりません。
難しいテーマですが、オリジナリティを活かせる夢のある事業ですよね。
妹も再び事業を再開するための準備を進めていて、私も微力ながら手伝いをしています。
主婦でも子育て中でも、夢をかなえるために頑張ります!