NHKあさイチで主婦のプチ起業についてが特集されました。
(2018年7月30日放送)
内容は最近増えている女性のプチ起業について。
プチ起業は本当に稼げるのかどうか、実際に起業した方々の実例が紹介されていました。
起業してみたけどなかなか収益が上がらない…。
一方では、趣味の延長で始めた事業で月50万円〜100万円稼げるようになったという方も。
番組で紹介された内容を振り返りながら、プチ起業は本当に稼げるのかヒントを探してみましょう。
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もくじ
プチ起業とは
プチ起業とは何なのか。
- パートと同じ程度の収入を目指す
- 家事や育児に無理のない範囲で
- 自己資金で始める
このように定義されていました。
やはり子育てをしていると働きに出るのが難しいですよね。
プチ起業をすれば色々と苦労はありますが、自分の好きなように時間が使えることがメリットで始める方が多いようです。
今では女性のプチ起業を支援するためのセミナーがたくさん開催されているそうです。
気になった方はぜひ最寄りのセミナーを調べてみてください。
プチ起業の職種と初期費用について
プチ起業といっても職種はさまざまですし、職種によってかかる初期費用も異なります。
代表的な職種と初期費用は次の通りです。
IT系
初期費用 約5万円〜 HP作成費など
最も元手が少なくて済む職種。パソコンがあればスタートできます。
ブログを書いて商品を紹介したり(アフィリエイト)ウェブサイトの記事を執筆したり(ライター)、webデザイナーやプログラマー、流行りのyoutuberもこれに含まれます。
手作り・販売
初期費用 約10万円〜 材料費、仕入れ費など
アクセサリーやハンドメイド品、お菓子の販売など。
元々趣味でやっていた延長でお仕事にされるケースが多くあります。
イベント出店費やある程度まとまった数の商品を作成するための仕入費が必要になります。
講師・アドバイザー
初期費用 約3〜10万円 資格取得費など
セミナーの講師やネイリスト、マッサージ師など資格が必要な仕事です。
元々資格を持っているとそれほど費用はかかりませんが、新しく資格を取得するための費用等が必要になります。
実店舗
初期費用 最低100万円〜 家賃・内装など
飲食店などの店舗を開く場合は設備や内装などの初期費用が多くかかります。
店舗を開く場合は自己資金で行うことは難しく、借り入れが必要になるケースが多いです。詳しくは専門家に相談してみましょう。
プチ起業の例
番組で紹介されていた起業例です。
お箸の販売
お箸を仕入れてネットやイベントで販売。
初めはなかなか売れず、事業を見直して「名入れ箸」を販売すると売れるようになったとのこと。
名入れ用の機械(50万円)を購入するため、事業計画書を作成して夫を説得したとか…。やはり計画は大事ですね。
キックボクサー専門の仕立て屋
元夫がキックボクサーで、衣装を作り始めたのがきっかけで仕立て屋として開業。
競技人口のわりに仕立て屋が少なく、またオーダーメイドで仕立ててくれる業者がいなかったので注文がたくさん来るようになったという例です。
競合相手が少なかったのもあり、今では月収100万円稼ぐこともあるそうです。
手作りお菓子の販売
素材にこだわったシフォンケーキなどを販売。
初めてのイベント出店では同じシフォンケーキを販売するライバル店の存在や、商品のアピール不足で思うように販売数が伸びず、苦戦する様子が取材されていました。
商店街の便利屋さん
地元商店街の空き店舗で住民が交流できることをしてみては、とアドバイスをもらった方の例。
ちょうど商店街の体操着販売店とレンタルボックス店が閉店するので引き継ぐ形でお店をオープン。
住民のリクエストで始めたこともあり、開店1年で黒字に。
自分のやりたいことでは無かったが、みんなの役に立てているというやりがいを強く感じられるそうです。
他にも、未経験から資格を取得してサロン開業などを目指す方も増えています。
プチ起業は本当に稼げるのか?
プチ起業は本当に稼げるのでしょうか?
番組を見た感想は、「諦めずに続ければ必ず稼げる!」ということです。
番組で紹介された方はみんな初めからうまくいかなくても、何かしらの工夫をして事業を継続していました。
諦めずに工夫を続けていけば、途中で挫折した人よりも稼げることは確かです。
ただ、近道をして稼げる人と遠回りして稼ぐ人の違いはあると思います。
近道をして稼げる人は
- 自分の得意分野で
- ライバルが少なく
- 人脈を活かせる
この3つのポイントを押さえています。
昔と違ってインターネットが普及し、ネット通販やSNSも簡単に使えるので起業に対するハードルが下がっているように感じますよね。
自分のやりたいことや得意なことがある方は、とりあえずチャレンジしてみるのもアリ!そう思える特集内容でした。