NHKのあさイチでお金が貯まる片付け術が特集されました。(2019年2月25日)
なぜかお金が貯まらない…。
そんな悩みを持つ主婦の方は必見の内容でしたので、ご紹介します。
こいぬママ
もくじ
お金が貯まらない人の共通点とは?
お金が貯まらない人には共通点があるそうです。
それは、家が散らかっているということ。
そう主張するのは、15,000件の家計を立て直してきたお金の専門家・横山光昭さん。
片付けられないということは、自分に必要なものか不必要なものか判断する力が無いということ。
家が散らかっていると欲しいものが見つからず、無駄な買い物が増えてしまいます。
このまま無駄な支出が増えていくと家計破綻や老後破産に繋がりかねません。
お金が貯まらない専業主婦の例
番組で紹介されていたのは、なぜかお金が貯まらない…という専業主婦の方の例でした。
Aさん(仮名)は2人の子どもがいる専業主婦。
Aさんは自分なりに節約している(美容院に行かずセルフカットをするなど、高額な支出を控えている)ものの、ドラッグストアのポイントアップデーはお得だと感じてたくさん買いだめしてしまう性格です。
家は片付いていません。
リビングやキッチンパントリーは物で溢れていて、何があるのかわからない状態。
他の子ども部屋なども段ボールや物で溢れています。
普段の生活をする中で必要な物が見つからず、物を探す時間が余分にかかっています。
夫が深夜に仕事から帰ってきても家事が片付いておらず、洗い物などを手伝う日々。
夫はA子さんを信頼して家計を任せています。
お小遣いも決められた範囲内でしか使っていないので、貯金できているはずだと考えています。
ですが、A子さんはお金が貯まっていないと言うのです。
お金が貯まらない原因は何なのでしょうか。
家計再生コンサルタントの横山さんが1ヶ月の支出をチェックすると、5万円の赤字が出ていました。
毎月の赤字はボーナスから補填していて、さらにそこから家を購入した固定資産税などが引かれてボーナスも足りない状態になっていました。
このまま赤字が続くと老後破綻してしまいます。
A子さんの家計を立て直すため、散らかった家の中の見直しを始めます。
お金が貯まる片付け術
お金が貯まる家計にするためには、家の片付けが不可欠です。
A子さんの家にはおさがりで貰った子ども服が大量にありました。
段ボールにつめられたままの服もたくさんあり、必要なものがあるか見直せば毎月の洋服代の削減ができます。
また、必要ないものを見極める力も大事です。
必要ないものを見極める力がないと、必要ない物でもあれこれ買ってしまい、無駄遣いが治りません。
使うもの・使わないものを分ける
使うもの・使わないものを分けるのは片付けの基本。
子ども服の片付けの場合は次の基準で分けます。
- いま着ている服
- 1〜2年先に着る服
- サイズが小さい
- 好みでない
- 痛み、汚れで着られない
子どもが気に入っていたなど名残惜しい服でも、サイズが小さくなったり傷んで着られない場合は思い切って処分しましょう。
使うものは枠の中に収める
使うものを選んだ後は、枠の中に収める作業をします。
例えばズボンは1シーズン5着が最適な数。
レギュラーで着る服の数を決めて洋服ケースに収納します。(仕切りがあるとなおわかりやすいですね。)
それ以外は補欠(予備)として保管しておきます。
いつも着る服の数を厳選すると子ども自身が服を選んだり片付けることもでき、無駄な買い物を抑えられる以外の良い効果が得られます。
食品は種類・目的別にまとめる
ごちゃごちゃしがちなパントリーと食品関係。
料理をする際に在庫があるのか無いのかわからず、無駄に買い足しをしてしまいがちですよね。
こいぬママ
そんな時は在庫を全て出して、種類ごとにまとめます。
乾麺やホットケーキミックス、レトルトの雑炊など主食をひとまとめにすることが効果的です。
主食をまとめておくと、お米が無いときの代わりになるものとして探しやすさがアップします。
また、目的別・使う人別に分けるのも効果的です。
A子さんの場合は
- 主食
- お菓子
- おかず
- お茶
- パパの嗜好品
といった分け方をしていました。
食品の場合も大事なのは枠(カゴなど好きなケースで可)を作り、枠を超える量は買わないと決めることです。
すぐに実践できる片付け方法なので、早速家の中を見直してみたいですね。
お金が貯まる財布の使い方
番組ではお金が貯まる財布の使い方も紹介されていました。
お札は一万円札を前に入れる
普通はまず千円札から使っていくので、千円札を手前に入れる方が多いのではないでしょうか?
しかしお金を貯めるためには、一万円札を千円札の前に入れた方が効果的です。
一万円は崩したくない…という心理が働くので、結果的に無駄遣いを減らせるのです。
生活費は月予算の1/5を週に一度財布に入れる
例えば生活費の月予算が10万円の場合、月初めにたくさん使ってしまいがちです。
それを防ぐため、月予算の1/5(5週で割る)である2万円を週に一度財布に入れるようにします。
その中でやりくりするようになるので節約に繋がります。
最後の5週目は日数が少ないので、自然とお金が余る→貯金ができるという仕組みです。
生活費をなんとなく使っている方は、すぐにでも実践したい方法ですね。
ポイントカード、クレジットカードは厳選する
ポイントカードやクレジットカードは便利でお得な面もありますが、持ちすぎると節約はできません。
本当に使うものを厳選して財布に入れましょう。
クレジットカードの使いすぎが心配な方は、クレジットカードで買い物をしたら現金を財布から抜いて銀行口座に入れるなど、手持ちのお金をコントロールする方法がおすすめです。
また、レシートの入れっぱなしもよくありません。
レシートは溜め込まずに財布からすぐ取り出すようにしましょう。
家計簿をつけている方は、レシートをもらったらすぐにスマートフォンにメモをするなどしてレシートを廃棄しましょう。
お金が貯まる理想の家計とは?
家計再生コンサルタントの横山さんによると、きちんと貯金できている家計には理想の割合があると言います。
それは、次の通りです。
※1ヶ月の手取りを300,000円(100%)と想定した場合
住居費 | 25% | ¥75,000 |
食費(外食含む) | 15% | ¥45,000 |
水道光熱費 | 7% | ¥21,000 |
通信費 | 3% | ¥9,000 |
生命保険料 | 6% | ¥18,000 |
生活日用品 | 2% | ¥6,000 |
医療費 | 1% | ¥3,000 |
教育費 | 7% | ¥21,000 |
交通費 | 1% | ¥3,000 |
被服費 | 2% | ¥6,000 |
交際費 | 1% | ¥3,000 |
娯楽費 | 1% | ¥3,000 |
こづかい(2人分) | 10% | ¥30,000 |
嗜好品(酒・タバコ) | 1% | ¥3,000 |
その他 | 3% | ¥9,000 |
貯蓄 | 15% | ¥45,000 |
支出計 | 100% | ¥300,000 |
これがお金が貯まる理想の家計割合だそうです。
みなさんのご家庭はいかがですか?
こいぬママ
また、貯金できない家計の特徴として水道代が高額なケースが多くみられるそうです。
水道=無料で使えるものと錯覚していませんか?
日常の行動ひとつひとつを見直し、無駄を無くすことでお金が貯まりやすい家計を目指したいですね。
まとめ
以上が番組で特集された内容でした。
他にも家の中のごみ箱を無くすことで、無駄な買い物とごみを減らし貯金に繋がった…という方も紹介されていました。
家の中を片付けて無駄な買い物を無くす。
これが節約、貯金の基本なんですね。
私もちょこちょこ断捨離をするよう心がけていましたが、これを機に徹底的に断捨離したいと思いました!
ちなみに番組に出演されていた横山光昭さん、3000円投資生活の本を執筆されている方でした!
私も書籍を買ってはじめての投資を勉強中です。
番組も書籍の内容もわかりやすくて投資や節約初心者にはありがたいです。
気になった方は書籍もぜひ読んでみてください!